ドコモのHSDPA網は14Mbpsに対応済み──スーパー3G、4Gの研究開発も順調

ドコモは2002年から4Gの実証実験を行っており、2006年12月には100MHz幅の帯域を使って最大5Gbpsでのデータ転送が可能なことも検証済み。5Gbpsでの通信は12×12のMIMOを使っており、アンテナは基地局と端末にそれぞれ12本ずつ用意されている。実際の端末にアンテナを12本搭載することは現実的ではないため、端末には4本程度のアンテナが用意される見込み。基地局側の複数本のアンテナを活用する「マルチユーザーMIMO」という技術も現在研究中だ