被災後の迅速な通信復旧を目指す――陸自、ドコモ、NTT東が共同訓練

ガスタービンの燃焼室(左)。ガスタービンエンジンは構造がシンプルでコンパクトであるにもかかわらず高出力が期待でき、かつ空冷式で冷却水がいらないため、限られた状況でも連続運転が可能だという。エンジン自体の回転数は毎分2万2000回転だが、変速機(中)で毎分1500回転に減速して周波数50Hzの電力を供給できるようになっている。また、さまざまな燃料を使えるのがガスタービンの特徴。この発電車は軽油で発電するが、重油仕様のガスタービンもあるという。発電車単体では200リットルの燃料を搭載でき、連続で十数分の電源供給が可能。駆動時間が短く感じるが、実際に出動する際はビル内に備蓄された燃料を使うため問題ないという