2007年は携帯用燃料電池 元年

東芝研究開発センター先端機能材料ラボラトリーの五戸康広研究主幹が示したスライドより。容器に入った水素燃料と、メタノール燃料のエネルギー密度の比較。燃料単体で見れば効率がよく出力も大きい水素だが、貯蔵が難しいのが難点。「水素はいろいろなコンテナに入れなくてはならない。(メタノールはシンプルな容器でかまわないが)水で薄めていくとエネルギー密度が低くなる」(東芝の五戸氏)。それでも50%濃度のメタノールなら、体積比でも重量比でも水素よりエネルギー密度が大きいことが分かる