ドコモは震災から何を学んだのか――ドコモ東北支社 荒木裕二支社長に聞く

2012年11月に実施されたNTTドコモ総合防災訓練では、自衛隊との連携も含めて、東日本大震災の経験を生かした訓練が実施された。同社のインフラ復旧・非常時対応の練度はとても高い。参加する社員もいつも真剣そのものだ。東日本大震災の時には、津波による道路の寸断で「復旧用の中継装置がクルマで運べない」ことが大きな問題になった。その教訓を受けて、ドコモでは“人が背負って運べるサイズ”のマイクロ基地局伝送路装置を新たに開発。全国的に配備を進めている