「新K2技術」で活きる“ウッドコーンの音”――JVC「EX-HRシリーズ」

「EX-HR9」のユニットは、EX-AR9と同じ90ミリ径の「異方性振動板」を採用している。木製の振動板は木目の繊維方向によって伝搬速度が異なるため、振動板の上下左右に“羽根”を取り付け、上下の羽根を少し細くすることで水平方向の指向特性を改善、音場空間が広がるという(左)。バッフル裏のチェリー材響棒が厚くなった(右)