写真で見る「α700」と周辺機器

新開発の有効1224万画素CMOSセンサー「Exmor」(エクスモア)はAPS-Cサイズ。Exmorは、縦方向にある4000本のカラム(列)すべてにAD変換機能を設け、並列処理を行う「オンチップ・カラムAD変換」を採用した。「通常は4〜5個のAD変換回路で処理を行うが、Exmorは4000個。並列処理による高速性はもちろん、1個あたりのAD変換回路は低速で動かせるためノイズの発生を抑えることができる」(ソニー半導体事業本部、イメージセンサ事業部の上田康弘事業部長)。さらに、AD変換の前後でノイズリダクションをかける「デュアルノイズリダクション」、RAWデータ出力時に働く「RAWノイズリダクション」を含め、徹底的にノイズを排除する設計になっている