侍はかくも生きたり――「侍道3」

梅宮家の長男。梅宮家はもともと桜井家に仕えていたが信之介は仇である藤森主膳に仕官している。桜井家の三羽ガラスと恐れられたほどの剣の腕前。郷士や農民に厳しく接する鬼のような男として恐れられており、村人からは非常に嫌われれている。高種村の農民たちの頭領である梅宮宗近とは親子の関係だが、信念の相違から、2人はたもとを分かち、その関係は断絶したまま、今に至っている