上野の森美術館で天野喜孝展「マニエラ」――5月3日〜10日まで開催

会場では公式サイト内で発表されたオリジナル作品「Fantascope〜tylostoma〜」も上演されていた。虚空に彷徨う幽霊船から、男は700年ごとに地上に降り立つ。灰色に朽ち果てた都市で男が出会った女との因縁の物語を監督・木村草一、東映アニメーション製作のもと、画ニメ=Fantascope:tylostomaという映像作品として完成させた。画ニメとは“作家の空間を映像パッケージに収める”ことをテーマに掲げた新たな映像レーベルで、アーティストが描いた絵画を軸に、多彩な演出効果を織り交ぜ、その世界を最大限に表現するもの。声の出演は、天野喜孝氏ご本人をはじめ、杉本哲太氏など