第12回 Universal Binary【前編】

図6 FATヘッダとfat_arch構造体。Universal Binaryでは、MachヘッダではなくFATヘッダが先頭に配置される。FATヘッダには定数FAT_MAGICと、続くfat_archの数が記録されている。fat_arch構造体はFATヘッダの後にnfat_archで指定された数だけ配置される。それぞれ、Universal Binaryに含まれるコードに対応し、どのアーキテクチャに対応するか、そのファイル内でのオフセットはどこかなどが記録される

図6 FATヘッダとfat_arch構造体。Universal Binaryでは、MachヘッダではなくFATヘッダが先頭に配置される。FATヘッダには定数FAT_MAGICと、続くfat_archの数が記録されている。fat_arch構造体はFATヘッダの後にnfat_archで指定された数だけ配置される。それぞれ、Universal Binaryに含まれるコードに対応し、どのアーキテクチャに対応するか、そのファイル内でのオフセットはどこかなどが記録される