電気を通すラップの開発に成功

図2:2枚の柔軟フィルム間に形成した波状の極細金属ワイヤの形状の顕微鏡写真。高弾性のワイヤとして線径9μmのピアノ線、低弾性のワイヤとしては線径30μmの銅線を用いた比較となっている。高弾性ワイヤは波の頭頂部の曲率半径が比較的大きい。しかし、低弾性ワイヤでは曲率半径が小さくなってしまい、繰り返し伸縮すると頭頂部で金属疲労が起こり断線してしまう。この結果から、極細金属ワイヤとして弾性の高いピアノ線を用いたため、波状ワイヤの頭頂部の曲率半径を大きくでき、伸縮する際にも金属疲労が起こらず、断線に強い高伸縮性の導電性ラップフィルムが作製できたという (クリックで拡大) 出典:産総研

図2:2枚の柔軟フィルム間に形成した波状の極細金属ワイヤの形状の顕微鏡写真。高弾性のワイヤとして線径9μmのピアノ線、低弾性のワイヤとしては線径30μmの銅線を用いた比較となっている。高弾性ワイヤは波の頭頂部の曲率半径が比較的大きい。しかし、低弾性ワイヤでは曲率半径が小さくなってしまい、繰り返し伸縮すると頭頂部で金属疲労が起こり断線してしまう。この結果から、極細金属ワイヤとして弾性の高いピアノ線を用いたため、波状ワイヤの頭頂部の曲率半径を大きくでき、伸縮する際にも金属疲労が起こらず、断線に強い高伸縮性の導電性ラップフィルムが作製できたという (クリックで拡大) 出典:産総研