TDKはMLC(Multi Level Cell) SSD 「SDG4A」を展示した。TDKが新たに開発したエンハンストECCをMLC SSDに搭載したことでエラー訂正能力が向上した。通常、MLC SSDのエラー訂正能力は約40ビット/1024バイトだが、本製品ではエラー訂正能力が最大71ビット/512バイトに向上している。一般的に、MLC SSDは、SLC(Single Level Cell) SSDよりも信頼性が低いと言われている。今回、信頼性を高めたMLC SSDを開発したことで、高価なSLC SSDを導入しなくても、信頼性の高いSSDが低価格で手に入ることになる。今後、TDKは、データサーバのデータストレージや、今までSSDを導入することがなかった新しい分野に対して販売に力を入れていくという(クリックで拡大)。