「インピーダンス・トラック」を使う高精度な電池残量計IC、デジカメやマウスなどの新用途開拓に向けて低コスト版登場

図3 放電終止電圧を変更して残量を確保する(動作温度の場合)25℃動作の場合は、3.432Vの放電終止電圧でカラと判断しても、残量はわずか50mAhにすぎない。しかし、0℃動作の場合は、3.432Vで判断すると多くのエネルギーが残った状態でカラと判断することになる。そこでインピーダンス・トラック方式を応用し、放電終止電圧を3.192Vに変更することで、より多くのエネルギーを使えるようにする。

図3 放電終止電圧を変更して残量を確保する(動作温度の場合)25℃動作の場合は、3.432Vの放電終止電圧でカラと判断しても、残量はわずか50mAhにすぎない。しかし、0℃動作の場合は、3.432Vで判断すると多くのエネルギーが残った状態でカラと判断することになる。そこでインピーダンス・トラック方式を応用し、放電終止電圧を3.192Vに変更することで、より多くのエネルギーを使えるようにする。