通信デバイスがなぜか故障、その陰に“活線挿抜”アリ!!

図4 不具合が生じた機器の通信波形 左側の図が、異常が見られた基板の波形である。第1に、CPUからの送信に対して、短時間でRXDが低レベルに遷移している(図中の(1)の部分)。これは、CPUが送信したデータに誤りがあるからだ。すなわち、CPUの送信データが外部に正しく送信されていない。ラインドライバの不良だ。第2に、受信データを受け取っている途中で送信が開始されている(図中の(2)の部分)。CPU側の受信処理がおかしい。CPUの不良という可能性もある。右側の図は、正常な波形である。CPUからの問い掛けデータを確認し、10ms程度の時間が経過した後で返信している。 (クリックで画像を拡大)

図4 不具合が生じた機器の通信波形 左側の図が、異常が見られた基板の波形である。第1に、CPUからの送信に対して、短時間でRXDが低レベルに遷移している(図中の(1)の部分)。これは、CPUが送信したデータに誤りがあるからだ。すなわち、CPUの送信データが外部に正しく送信されていない。ラインドライバの不良だ。第2に、受信データを受け取っている途中で送信が開始されている(図中の(2)の部分)。CPU側の受信処理がおかしい。CPUの不良という可能性もある。右側の図は、正常な波形である。CPUからの問い掛けデータを確認し、10ms程度の時間が経過した後で返信している。 (クリックで画像を拡大)