計測器を故障から守る、取り扱いの注意点を伝授

図2 逆電力の印加を防ぐ (a)は信号発生器に逆電力が印加される危険性が高い測定システムの例である。複数の信号発生器の出力信号を、絶縁特性の低い素子で合成する場合だ。例えば、方向性のないコンバイナを使うと、一方の信号発生器の出力電力は、被測定物ともう一方の信号発生器それぞれに、同じ大きさで印加されてしまう。(b)は、こうした逆電力の印加を防ぐ方法である。信号発生器の出力にアイソレータを挿入すればよい。

図2 逆電力の印加を防ぐ (a)は信号発生器に逆電力が印加される危険性が高い測定システムの例である。複数の信号発生器の出力信号を、絶縁特性の低い素子で合成する場合だ。例えば、方向性のないコンバイナを使うと、一方の信号発生器の出力電力は、被測定物ともう一方の信号発生器それぞれに、同じ大きさで印加されてしまう。(b)は、こうした逆電力の印加を防ぐ方法である。信号発生器の出力にアイソレータを挿入すればよい。