プリント基板のパワーインテグリティ(前編)

図3 電源分配回路の伝達インピーダンス 電源分配回路の伝達インピーダンスの典型的な特性を示した。この特性は、周波数が低い方から容量性の領域(図中のAの領域)と、容量性と誘導性リアクタンスが等しくなる部分(B点)と変化していき、周波数が高くなると誘導性リアクタンスが支配的になる(Cの領域)。理想的な電源プレーンでは、B点を境に赤色の点線のような滑らかな曲線を描くが、実際には誘電率やプレーン形状によってプレーン共振モードが発生する(Dの領域)(提供:Sanmina-SCI)。

図3 電源分配回路の伝達インピーダンス 電源分配回路の伝達インピーダンスの典型的な特性を示した。この特性は、周波数が低い方から容量性の領域(図中のAの領域)と、容量性と誘導性リアクタンスが等しくなる部分(B点)と変化していき、周波数が高くなると誘導性リアクタンスが支配的になる(Cの領域)。理想的な電源プレーンでは、B点を境に赤色の点線のような滑らかな曲線を描くが、実際には誘電率やプレーン形状によってプレーン共振モードが発生する(Dの領域)(提供:Sanmina-SCI)。