電圧リファレンスICを正しく選ぶ

図4 バンドギャップリファレンス回路の構成(提供:TexasInstrument社) このバンドギャップリファレンス回路において、バイポーラトランジスタのベース–エミッタ(ダイオードとして機能)間電圧VBEの温度依存係数の影響と、VBE1とVBE2の差電圧VPTAT(もしくはΔVBE)の影響は互いに打ち消しあう。このため、バンドギャップ電圧VBGはほぼ一定の値となる。なお、VPTATは、絶対温度に比例する。

図4 バンドギャップリファレンス回路の構成(提供:TexasInstrument社) このバンドギャップリファレンス回路において、バイポーラトランジスタのベース–エミッタ(ダイオードとして機能)間電圧VBEの温度依存係数の影響と、VBE1とVBE2の差電圧VPTAT(もしくはΔVBE)の影響は互いに打ち消しあう。このため、バンドギャップ電圧VBGはほぼ一定の値となる。なお、VPTATは、絶対温度に比例する。