ダブルズームキットからのステップアップ(4)――高倍率ズームと単焦点レンズのTips

一般的に焦点距離よりもシャッター速度が遅いと手ブレしやすいと言われていますので、明るいレンズならシャッター速度を稼ぐのも容易になり、手ブレを抑制しやすくなります。左の写真は焦点距離64ミリに対し、F2.8、シャッター速度1/30秒で撮ったものです。これがF3.5だったら1/20秒になりますので、ブレる可能性もあがるわけです。反対にギリギリのシャッター速度(スローシャッター)で写真を撮ると、手ブレを起こさなければ被写体の動きなどが表された動きのある写真が撮れます。右の写真はシャッター速度1/25秒で撮ったものです。