「すごい技術なのに、用途が見つからなかった」 日立・東武が見いだした生体認証の出口戦略

石川学(いしかわ・まなぶ)1996年に日立製作所入社。2002年より、セキュリティ関連システムのSEとして、ICカード(社員証、学生証)、PCログイン、入退管理など認証に関わるシステムを担当する。その後、2011年より認証技術の延長で生体認証の領域に進み、2022年からSAKULaLaプロジェクト参画し現在に至る。SAKULaLaでは、生体認証を入口として厳格な個人認証後に、利用者のアイデンティティ情報を活用したビジネスを検討するとともに、その各種情報をセキュアに利用・管理するシステムの開発に従事