「SaaSは死なない」 AIの弱点を冷静に見据えた、LayerXの成長戦略とは?

業務自動化の5段階。レベル2では複数の条件を組み合わせた自動化が可能になり、会社の運用に沿った必要事項を自動入力できる。レベル3では限られた条件下でシステムが自動的に業務を完遂し、定期的な支払い業務などカレンダーに登録された情報から自動で出張申請が作成される。LayerXは現在、レベル3から4への移行に注力している。レベル4に到達すれば、通常の運用範囲内では人間の関与なしに業務が完結し、一般的な出張の手続きは自動完了、社内規定に沿った範囲を超えた場合のみ人間が対応する形となる