野村が捨てた「資産3億円未満」を狙え SMBC×SBIが狙う“新興富裕層”の正体

野村総研による富裕層の分類(2023年)。近年の株式相場上昇を受け、運用資産が急増して富裕層となった「いつの間にか富裕層」が富裕層以上の世帯の1〜2割程度を占める。年齢は40代後半から50代の一般会社員が多く、従業員持株会や確定拠出年金、NISA枠の活用を通じて1億円を超えたケースが目立つ。年齢層が若くデジタルと親和性があり、相続財産ではないという点で従来の富裕層と大きく異なる(出所:野村総研の調査)