クルマのブレーキはどう進化する? “最重要装置”の課題と未来

ESC作動の例。左の図はカーブを曲がり切れないアンダーステア状態(旋回Gよりステアリング舵角が大きい)と判断して、左後輪に強くブレーキをかけ旋回Gを高めると同時に右側前後輪にも弱くブレーキをかけて車速を落とす制御を行い軌道を回復させる例。右の図はオーバーステア状態(ステアリング舵角より旋回Gが大きい)を検知して、右側前輪のブレーキだけを作動させて旋回Gを打ち消してスピンモードを防ぐように働く(写真:ボッシュ)