マツダCX-60は3.3Lもあるのに、なぜ驚異の燃費を叩き出すのか

マツダCX-60の燃焼メカニズムのトピックとなるDCPCI(空間制御予混合燃焼)と、トルク特性の図。ピストンが上死点(一番上に上がり切った状態)に近い場所で1度目の燃焼のための噴射を行い、やや下がった状態で2度目の噴射を行なうことで火炎を制御する。この右図ではガソリンエンジンとの比較になっているが、2.2Lディーゼルと比べ1.5倍の排気量アップながらトルクの増大は24%にとどめ、燃費と排ガスのクリーンさに性能を振っていることが明らかになっている(出典:マツダ)