なぜ“交通系の話”はあまり出てこないのか 「参院選 2022」の公約イッキ見

我田引鉄の象徴として語られる大船渡線。当初の計画では陸中門崎からAルートで千厩に直行だった。政友会の議員が当選したため摺沢経由でBルートをたどり陸前高田、大船渡へ直行するルートになった。しかし今度は憲政党の候補が当選したため千厩ルートに戻されて現在に至る。当時は鍋弦線と揶揄(やゆ)されたけれども、現在はこの線路の姿を龍になぞらえて「ドラゴンレール」の愛称を持つ。気仙沼〜大船渡〜盛(細い実線)は東日本大震災の復旧時にBRT(バス高速輸送システム)になった(地理院地図を加工)