不確実な時代に本当に必要なデータ活用は、「社員の幸福度の可視化と改善」にあり

矢野和男(やの かずお) 日立製作所フェロー/ハピネスプラネット代表取締役CEO、工学博士IEEEフェロー。1984年に日立製作所に入社し、中央研究所に配属。1993年に単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功。 2004年からウェアラブル技術とビッグデータの収集・活用技術の研究・開発に力を注ぎ、350件を超える特許を出願。開発したウェアラブルセンサー「ビジネス顕微鏡(Business Microscope)」が「ハーバード・ビジネス・レビュー」誌で「歴史に残るウェアラブルデバイス」として紹介される。日本データマネジメント・コンソーシアム先端技術活用賞、Rakuten Technology Award/HEAD Award、2020 IEEE Frederik Phillips Awardなど国内外のアワードを数多く受賞。著書には2014年のBookVinegar社ビジネス書ベスト10に選ばれた『データの見えざる手〜ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』(発行・発売:草思社)や『予測不能の時代:データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ』(同)などがある