UWC ISAK Japan小林りん代表理事に聞く――「変革を起こすチェンジメーカーの育て方」

小林りん(こばやし・りん)ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン代表理事。経団連から全額奨学金をうけて、カナダの全寮制高校に留学中、メキシコで圧倒的な貧困を目の当たりにする。その原体験から、大学では開発経済を学び、UNICEFプログラムオフィサーとしてフィリピンに駐在。ストリートチルドレンの非公式教育に携わるうち、リーダーシップ教育の必要性を痛感する。帰国後、6年の準備期間を経て、2014年に軽井沢で全寮制国際高校を開校。2017年には世界で17校目となるユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC) へ加盟し、現在の校名に改名。同校は80カ国以上から集まる生徒の7割に奨学金を給付している。1998年東京大学経済学部卒。2005年 スタンフォード大学 教育学部修士課程修了。12年 世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダーズ」選出。19年 Ernst & Young「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019ジャパン 大賞」受賞