エンジニア出身の“異色の小説家”が挑戦するコンテンツの「新しい届け方」――本を普段読まない人にも読んでもらうために

中村航(なかむら こう):小説家。芝浦工業大学卒業後、エンジニアとしてメーカーに就職。在職中に小説を書き始め、執筆活動に専念するため退職。その後2002年『リレキショ』(河出書房新社)で第39回文藝賞を受賞し、デビュー。2003年『夏休み』(河出書房新社)と、2004年『ぐるぐるまわるすべり台』(文藝春秋)は芥川賞候補作となる。2005年『100回泣くこと』(小学館)、2012年『トリガール!』(角川マガジンズ)、2013年『デビクロくんの恋と魔法』(小学館)など映像化作品多数。『無敵の二人』(文藝春秋)、『怪物』(KADOKAWA)などボクシングを題材にした著作もある。メディアミックスプロジェクト『BanG Dream!』の原案や作詞など、小説に限らず幅広く手掛ける