JAXA「はやぶさ2」の成功を支えたチームワーク――異なる才能が一つになれるカギは「テーマへの共感」にあり

「サイエンスチームの科学者の中には、“くせ”のある人間もいますし、国によって考え方が違ったりしますが、コミュニケーションは活発で、それぞれのミッションが明確なのでチームのまとまりはいいですよ。ただ、海外のメンバーから、『日本のメンバーはおとなしいなあ』と指摘されることは多いですけど(笑)。言葉の問題もありますが、海外の人とチームで動くときは、もっと議論したほうがいいですね」(吉川)