JAXA「はやぶさ2」の成功を支えたチームワーク――異なる才能が一つになれるカギは「テーマへの共感」にあり

吉川真(よしかわ・まこと) JAXA宇宙科学研究所 准教授/理学博士。「はやぶさ2」ミッションマネージャ。栃木県立栃木高校から東京大学理学部天文学科へ進み、同大学院卒。高校では山岳部の主将も務める。大学院卒業後、日本学術振興会特別研究員を経て1991年から郵政省通信総合研究所に勤務し、98年に文部省宇宙科学研究所に異動。2003年10月のJAXAへの組織統合により、現在に至る。専門は天文力学を応用した太陽系小天体の軌道解析。小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトでは軌道決定を担当し、のちにプロジェクトサイエンティストとプロジェクトマネージャを兼務。11年にプロジェクト化した「はやぶさ2」では初代のプロジェクトマネージャを務める