「戦力外通告」の末路――元千葉ロッテ・荻野忠寛のライフ・シフト

荻野忠寛(おぎの・ただひろ) 1982年4月26日東京都町田市生まれ。元千葉ロッテマリーンズ投手。小学2年生から野球を始めた。桜美林高校、神奈川大学、日立製作所、千葉ロッテマリーンズで活躍。通算178試合9勝11敗40セーブ33ホールド。プロ野球で「戦力外通告」を受けた後、再び日立製作所にて社会人野球を2年間プレーした。現在は一般社団法人スポーツメディカルコンプライアンス協会理事。自分自身が多くの怪我(けが)を経験したことから怪我の予防を伝える活動に注力している。野球選手から肩や肘などの故障を無くしたいと考えており、自ら考案した指導理論『スポーツセンシング』を普及させるべく指導者としての道を歩む。公式Webサイト。(撮影:山本宏樹)