シングルマザーだった私が“ニューヨークの朝食の女王”になるまで――「サラベス」創業者に聞く

サラベス・レヴィーン 1943年米国ニューヨーク市に生まれ。味に敏感なニューヨーカーを、常に満足させ続けるレストラン「サラベス」の創業者。81年ニューヨークのアッパーウェストサイドに「サラベス」を創業。家族に伝わるレシピで作るフルーツスプレッド(果物の甘味を生かした砂糖控えめのジャム)をはじめ、フレンチトースト、パンケーキ、エッグベネディクト、ワッフルなど伝統的なアメリカの朝食メニューの“ヘルシー&リッチ”な味わいから人気を博す。レストラン格付けガイド「Zagat」では、ニューヨークNo.1デザートレストランに選出。「New York Magazine」からは“NYの朝食の女王”と呼ばれ、多くのセレブリティも足を運ぶ。映画「恋するベーカリー」では主演のメリル・ストリープに調理指導したことでも知られる