「DMV」計画実現へ、徳島県はホンキだ

『走れ! ダーウィン JR北海道と柿沼博彦物語』は、DMVの開発エピソードをはじめ、JR北海道の先進の取り組みを紹介している。2009年の社長年頭挨拶でDMV開発の決意を表明した中嶋尚俊氏は2011年9月に自殺し社会に衝撃を与えた。柿沼氏にローカル線問題解決を指示した坂本眞一氏(後に社長、相談役)も、本書刊行の5年後、2014年1月14日に水死体で発見された。自殺とみられる。2人とも本書で紹介され、柿沼氏の心強い援軍として記述されている。今となっては虚しい。DMV実用化が手向けになるだろうか