クアルコム、“Pre 802.20”をうたうFLASH-OFDMのデモを披露

FLASH-OFDMは、電波の利用効率が高く、基地局に1ユーザーが接続した状態よりも、複数のユーザーが接続した場合の方がトータルのスループットは向上するという現象も起こる。左の写真の左から3本目と4本目のグラフでは、端末が時速50キロで移動しながら通信した場合、基地局側スループットは1ユーザーの場合より3ユーザーの場合の方が高かったことを示している。欧州でFLASH-OFDMを用いて提供されている高速鉄道ICEでの無線LANアクセスのスループットは最大2.7Mbpsに上る