[データ分析]t分布 〜 自動車の平均燃費は改善されたか?

図6 新しいエンジンの燃費は母平均と等しいか(母分散が未知の場合)セルD6に=(A16-B3)/(STDEV.S(A6:A15)/SQRT(10))と入力してt値を求める。結果はt=2.757となる。さらにセルD7に=T.DIST(D6,9,TRUE)と入力してt=2.757に対するt分布の累積分布関数の値を求めると0.989(=98.9%)となる。ここでは、平均値が大きくなったかどうかを知りたいので、セルD8に=T.DIST.RT(D6,9)と入力して右側確率を求める。結果は0.0111(=1.11%)であることが分かる。T.DIST.RT関数では右側確率(右側の累積確率)を求めることが分かっているので、関数形式の引数はない。