[データ分析]超幾何分布 〜 くじ引き(非復元抽出)の確率を求める!

図5 HYPGEOM.DIST関数に指定する引数図4の例では、標本の成功数(kに当たる値=目的の事象が起こる回数)としてA7:A10というセル範囲を指定しているので、スピル機能によりセルA7〜A10の成功数に対する確率質量関数の値や累積分布関数の値が一度に求められる。Excelのヘルプには、2番目の引数が「標本数」と記されているが、標本数という用語は、標本の抽出を何回行ったかを表したり、標本が何種類あるか(グループの数)を表したりするのに使われるので、誤解のないように「標本の大きさ」とした。