次世代の高速無線LAN規格「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」とは? カラーコードとは無線LANでは、送信に先立ちチャンネルが空いているかどうかのチェックを行うが、このとき電波が検出されると、送信をランダムな時間待ち、再度チャンネルのチェックを繰り返す。多数のアクセスポイントが隣接しているような場合、異なるアクセスポイントと通信している隣接する端末からの電波により、送信が長時間妨げられてしまうことがある。11axでは、アクセスポイントに「カラーコード」と呼ばれる情報を持たせ、異なるカラーコードの電波を無視しやすくすることで、通信機会を増やすことを可能にした。 記事に戻る 塩田紳二,著