Windows 10 Fall Creators Updateで導入された「Fluent Design System」の4つの機能とは?

Fluent Design Systemを実装したサンプルアプリ「BuildCast」Build 2017のセッションでデモに使われたUWPアプリである。ソースコードはGitHubで公開されている。メインウィンドウ左側のメニュー部分に、「アクリル素材」と「表示」効果が使われている。「アクリル素材」によってウィンドウの後ろにあるものが、すりガラスを通したように見えている(左下の奥にある紫色の四角は別のアプリ)。この画像では分かりにくいが、メニューの[Favorites]という文字列の右端付近にマウスカーソルがあって、「表示」効果によりその周囲は光が当たって明るくなっているように見えている。静止画では分からないのだが、メインウィンドウ右側下のリスト部分を横スクロールさせると、「視差」効果によってリスト部分よりゆっくりとした速度で上の画像も横に移動していく。なお、このアプリが画面右上に出している小さいウィンドウは(動画を再生している)、フォーカスの有無に関係なく常に最前面に表示されている(これはFluent Design Systemではなく、以前のCreators Update(1703)で導入されたCompact Overlayモードという機能)。その他にも、例えばアイコン付きのコンテキストメニュー、あるいはローカルに配置したSQLiteデータベースの利用などといった、UWPアプリ開発の新しい技法が幾つも実装されている。UWPアプリ開発者ならば、たとえFluent Design Systemに興味がないとしても、このサンプルは調べてみる価値がある。

Fluent Design Systemを実装したサンプルアプリ「BuildCast」Build 2017のセッションでデモに使われたUWPアプリである。ソースコードはGitHubで公開されている。メインウィンドウ左側のメニュー部分に、「アクリル素材」と「表示」効果が使われている。「アクリル素材」によってウィンドウの後ろにあるものが、すりガラスを通したように見えている(左下の奥にある紫色の四角は別のアプリ)。この画像では分かりにくいが、メニューの[Favorites]という文字列の右端付近にマウスカーソルがあって、「表示」効果によりその周囲は光が当たって明るくなっているように見えている。静止画では分からないのだが、メインウィンドウ右側下のリスト部分を横スクロールさせると、「視差」効果によってリスト部分よりゆっくりとした速度で上の画像も横に移動していく。なお、このアプリが画面右上に出している小さいウィンドウは(動画を再生している)、フォーカスの有無に関係なく常に最前面に表示されている(これはFluent Design Systemではなく、以前のCreators Update(1703)で導入されたCompact Overlayモードという機能)。その他にも、例えばアイコン付きのコンテキストメニュー、あるいはローカルに配置したSQLiteデータベースの利用などといった、UWPアプリ開発の新しい技法が幾つも実装されている。UWPアプリ開発者ならば、たとえFluent Design Systemに興味がないとしても、このサンプルは調べてみる価値がある。