第1回 Visual Studio 2017って何ができるの?

[新しいプロジェクト]ダイアログ「使用するプログラミング言語」と「プログラムの種類」を選択して、プロジェクトを新規作成しているところ。(2)にある[テンプレート]以下のツリーに表示される内容はVS 2017へのサインイン時に表示されたダイアログの「開発設定」で選択した言語や環境に応じたものとなる。ここでは[開発設定]に[Visual C#]を選択したので、[テンプレート]以下に[Visual C#]ツリーが展開されている。(1) 利用する.NET Frameworkのバージョンを選択。VS 2017では.NET Framework 4以降がデフォルトでサポートされている。それよりも古いバージョンの.NET Frameworkをターゲットとする場合には、それらをインストールするか有効化する必要がある*1。(2) プロジェクトがカテゴリーごとに分類されて表示されている。ここで「使用するプログラミング言語」や「プログラムの種類」を選択する。(3) プロジェクト(を作成するためのテンプレート)項目が表示される。このテンプレートに従って、プログラムに必要なファイルなどが生成されることになる。(4) [名前]では、プロジェクトの名前を指定する。(5) [場所]には、プロジェクトのフォルダの作成場所を指定する。この場所は、デフォルトでユーザーの「ドキュメント」にある「Visual Studio 2017\Projects」フォルダになっている。(6) [ソリューションのディレクトリを作成]チェックボックスにチェックを入れると、[ソリューション名]が入力できるようになる。チェックを入れることをお勧めする。なお、ソリューションとプロジェクトの関係については次回以降で詳しく解説する予定だ。(7) [ソース管理に追加]チェックボックスは、チェックを外したままにする。ソース管理についての説明は本稿では割愛する。(8) [OK]ボタンを押すと、プロジェクトが作成される。(9) [キャンセル]ボタンを押すと、プロジェクトの作成は中止される。