既存プロジェクトのプロジェクトフォルダーの内容既存プロジェクトのプロジェクトフォルダーをWindowsエクスプローラーで開いた画面。 (1) プロジェクトフォルダー。詳細は前述した。 (2) binフォルダー。VS 2013のデフォルト設定では、ビルドにより生成されたプログラムは、.EXEファイル(=実行可能ファイル)や.DLLファイルとして、このbinフォルダー内に出力される。前回ビルドしたプログラムもこのフォルダー内に出力されている。 (3) objフォルダー。VS 2013が使用するフォルダー。このフォルダーを開発者が意識する必要はなく、(今のところ)覚えておく必要もない。 (4) Propertiesフォルダー。VS 2013のプロジェクト設定のデータ内容が保存されるフォルダー。C#では「Properties」というフォルダー名になるが、VBでは「My Project」というフォルダー名になる。 (5) App.configファイル。プログラムが実行時に動的に設定する必要がある情報を格納するファイル。今のところは、これについて覚えておく必要はない。 (6) ソースファイル。個別のファイルについては後ほど説明する。 (7) プロジェクトファイル。拡張子は、C#のプロジェクトなら「.csproj」(C Sharp PROJect)、VBのプロジェクトなら「.vbproj」(Visual Basic PROJect)。このファイルは重要なので覚えておく必要がある。ソリューションファイル(.slnファイル)と混同しないように注意すること。 (8) プロジェクトユーザーオプションファイル。拡張子は、C#のプロジェクトなら「.csproj.user」(C Sharp PROJect User Option)、VBのプロジェクトなら「.vbproj.user」(Visual Basic PROJect User Option)。プロジェクトに関連付けられたオプション設定を保存するファイル。このファイルの存在については(今のところ)特に覚えておく必要はない。
かわさきしんじ Insider.NET編集部,共著