仮想化を利用したWindows XP運用も安全ではない

ホストマシン側のウイルス対策ソフトウェアで仮想マシンを保護できない例これはクライアントPC用ウイルス対策ソフトウェアをインストールしたWindows 8.1で、Hyper-V上でWindows XPの仮想マシンを起動してウイルス検知テスト用ファイル「eicar.com」をダウンロードしたところ。なお仮想マシン上のウイルス対策は一時的に無効化している。  (1)ホストマシン側では正常にウイルス対策ソフトウェアが実行されている。  (2)eicar.comは無害なファイルだが、ウイルス対策ソフトウェアはこれをウイルスとして検知・処理する。ここでは、正常にダウンロードが完了して仮想マシンのデスクトップに保存されている。つまり物理マシン側のウイルス対策ソフトウェアでは検知されていないことが分かる。