MS-DOS温故知新 〜ソースコード公開を期にパソコン大衆化の原点を振り返る〜

PC-DOS 1.00の起動画面例これはIBM PC用のPC-DOS 1.00の起動画面。背景が黒で文字が白という(グリーンのディスプレイもあったが)、キャラクターベースのユーザーインターフェイスである。これが現在のWindows OSにも載っている「コマンド プロンプト」にもつながる。ユーザーはキーボードから「コマンド」を入力して操作する。マウスはまだなかった。初代IBM-PCはバッテリバックアップされたリアルタイムクロック(時刻情報チップ)を持たなかったため、起動後は最初に手動で日付を入力している。このシステムでは、全メモリが64Kbytesで、DOSの占有サイズが約13Kbytes、ユーザー領域が約51Kbytesとなっている。

PC-DOS 1.00の起動画面例これはIBM PC用のPC-DOS 1.00の起動画面。背景が黒で文字が白という(グリーンのディスプレイもあったが)、キャラクターベースのユーザーインターフェイスである。これが現在のWindows OSにも載っている「コマンド プロンプト」にもつながる。ユーザーはキーボードから「コマンド」を入力して操作する。マウスはまだなかった。初代IBM-PCはバッテリバックアップされたリアルタイムクロック(時刻情報チップ)を持たなかったため、起動後は最初に手動で日付を入力している。このシステムでは、全メモリが64Kbytesで、DOSの占有サイズが約13Kbytes、ユーザー領域が約51Kbytesとなっている。