Inspectツールを使ってUIを調査するには?[Windows 8/Windows 8.1ストアアプリ開発]

InspectツールAboutダイアログを出しているところ。そこでは「Inspect Object」という名前になっている。MSDNでは「Inspect」と「Inspect Object」の両方の名前が使われているので注意。「利用API切り替え」のドロップダウンは、Windowsストアアプリの場合、既定の[UI Automation]のままで使う*2。「リフレッシュ」ボタン([Refresh]ボタン)で、ツリービューをリフレッシュできる。データビューに表示するものは、ツリービューで選択してもよいし、「対象選択方法」のボタンで指定した方法(ボタンの左から、対象アプリでのフォーカス移動(既定)/カレット移動/マウスカーソルのホバー(既定)/ツールチップの表示)でも選択できる。データビューに表示されているものは、(それが画面上にあるならば)「ハイライト方法」のボタンで指定した方法で強調される(ボタンの左から、コントロール周囲の矩形/カレット/ツールチップ)。データビューに表示されているものに対して、「ナビゲーション」のボタンを使ってナビゲーションができる(ボタンの左から、親へ移動/最初の子へ移動/前の子へ移動/次の子へ移動/最後の子へ移動/フォーカスのある子へ移動)。データビューに表示されているものに対して、「アクション」のボタンを使って操作ができる(ボタンの左から、デフォルトアクション(=マウスクリックやエンターキーに相当)/フォーカス設定/選択/選択範囲を拡張/選択範囲に追加/選択範囲から除去/コンテキストメニューの表示)。ちなみに、この画像でデータビューに表示されているのはWindowsストアアプリの「People」である。Windowsストアアプリであってもウィンドウハンドル(データビューの[NativeWindowHandle]項目)を持っており、ツリービューを見るとデスクトップウィンドウの下に位置付けられていることが分かる。また、ツリービューでは「People」アプリのウィンドウと同じ階層に、スタート画面(ツリービューの["スタート メニュー" ウィンドウ])やデスクトップアプリの「メモ帳」やVisual Studioなどのウィンドウがあることも分かる。Windowsストアアプリといえども、UIオートメーションの観点からは従来のデスクトップアプリと変わるところはないのである(ただしWindowsストアアプリでは、ウィンドウの生成/破棄はシステムが行う)。

InspectツールAboutダイアログを出しているところ。そこでは「Inspect Object」という名前になっている。MSDNでは「Inspect」と「Inspect Object」の両方の名前が使われているので注意。「利用API切り替え」のドロップダウンは、Windowsストアアプリの場合、既定の[UI Automation]のままで使う*2。「リフレッシュ」ボタン([Refresh]ボタン)で、ツリービューをリフレッシュできる。データビューに表示するものは、ツリービューで選択してもよいし、「対象選択方法」のボタンで指定した方法(ボタンの左から、対象アプリでのフォーカス移動(既定)/カレット移動/マウスカーソルのホバー(既定)/ツールチップの表示)でも選択できる。データビューに表示されているものは、(それが画面上にあるならば)「ハイライト方法」のボタンで指定した方法で強調される(ボタンの左から、コントロール周囲の矩形/カレット/ツールチップ)。データビューに表示されているものに対して、「ナビゲーション」のボタンを使ってナビゲーションができる(ボタンの左から、親へ移動/最初の子へ移動/前の子へ移動/次の子へ移動/最後の子へ移動/フォーカスのある子へ移動)。データビューに表示されているものに対して、「アクション」のボタンを使って操作ができる(ボタンの左から、デフォルトアクション(=マウスクリックやエンターキーに相当)/フォーカス設定/選択/選択範囲を拡張/選択範囲に追加/選択範囲から除去/コンテキストメニューの表示)。ちなみに、この画像でデータビューに表示されているのはWindowsストアアプリの「People」である。Windowsストアアプリであってもウィンドウハンドル(データビューの[NativeWindowHandle]項目)を持っており、ツリービューを見るとデスクトップウィンドウの下に位置付けられていることが分かる。また、ツリービューでは「People」アプリのウィンドウと同じ階層に、スタート画面(ツリービューの["スタート メニュー" ウィンドウ])やデスクトップアプリの「メモ帳」やVisual Studioなどのウィンドウがあることも分かる。Windowsストアアプリといえども、UIオートメーションの観点からは従来のデスクトップアプリと変わるところはないのである(ただしWindowsストアアプリでは、ウィンドウの生成/破棄はシステムが行う)。