第12回 Windowsストアで公開する

パッケージの作成を行うダイアログ(その4)必要ならば入力/選択してから[作成]ボタンをクリックすると、ビルドし直した上でパッケージが作成される。[アプリケーションバンドルの生成]は、通常はデフォルトの[必要に応じて]のままでよい(詳しくは「アプリのパッケージ化」を参照)。 [作成するパッケージとソリューション構成マッピングを選択する]は、多くの場合はデフォルトの[Neutral]のままでよいはずだ。利用しているライブラリの都合などによってCPUアーキテクチャごとのパッケージを作らなければならない場合に、[Neutral]のチェックを外して、必要なCPUアーキテクチャの欄にチェックを付ける。 なお、ここで「バージョンは1.1.0.0以上に」という注意が出ているが、これはWindows 8(以降、Win 8)用のパッケージを後から出す場合に備えての助言である(Win 8.1用のアプリのパッケージを作成するときにはデフォルトでバージョンが1.1.0.0となるが、ここではあえて1.0.0.0としてみた)。1つのアプリでWin 8用とWin 8.1用のパッケージの両方をストアで公開できるのだが、Win 8.1用のバージョンの方が必ずWin 8用のものより大きくなくてはならないというルールがあるのだ。この画像のようにWin 8.1用のバージョンを「1.0.0.0」としてしまうと、Win 8用のパッケージは「0.9.0.0」などと1未満にしなくてはならなくなる。今回はWin 8用のパッケージを出す予定はないので、このメッセージは無視する。