第1回 最新モデルを意識したCPUとメモリのサイジング

図6「2ソケット・サーバのメモリ搭載単位」現在主流の2ソケット・サーバでは、「クアッド・チャネル」という並列に接続された4つのメモリを束ねて利用する方式を採用している。非常に高速であるが、図中の色付けのとおり、同じ容量のメモリ・モジュール(DIMM)を8枚ずつセットで搭載していかなければならない。詳細なDIMMの装着規則は次の通りである。・各プロセッサには4つのメモリ・チャネルがある。4つのチャネルを同時に動作させると最大限のパフォーマンスを発揮できるので、4つのチャネルに同時に同じ仕様のメモリを装着するのが原則である。・各チャネルには最大3つのメモリ・スロット(DIMMソケット)があり、3つまでDIMMを装着できる。・利用できるDIMMの種類は、DDR3のRDIMM(レジスタ付きDIMM)、LRDIMM(Load Reduced DIMM)、UDIMM(アンバッファDIMM)のいずれか。混在は不可。ただしUDIMMの場合は1チャネルで2つまでしか使えない(一番内側のスロット=バンク3は空けておく)。・スロットはCPUから遠い方(バンク1の方)から順に装着する。

図6「2ソケット・サーバのメモリ搭載単位」現在主流の2ソケット・サーバでは、「クアッド・チャネル」という並列に接続された4つのメモリを束ねて利用する方式を採用している。非常に高速であるが、図中の色付けのとおり、同じ容量のメモリ・モジュール(DIMM)を8枚ずつセットで搭載していかなければならない。詳細なDIMMの装着規則は次の通りである。・各プロセッサには4つのメモリ・チャネルがある。4つのチャネルを同時に動作させると最大限のパフォーマンスを発揮できるので、4つのチャネルに同時に同じ仕様のメモリを装着するのが原則である。・各チャネルには最大3つのメモリ・スロット(DIMMソケット)があり、3つまでDIMMを装着できる。・利用できるDIMMの種類は、DDR3のRDIMM(レジスタ付きDIMM)、LRDIMM(Load Reduced DIMM)、UDIMM(アンバッファDIMM)のいずれか。混在は不可。ただしUDIMMの場合は1チャネルで2つまでしか使えない(一番内側のスロット=バンク3は空けておく)。・スロットはCPUから遠い方(バンク1の方)から順に装着する。