第15回 Windows Server 2012 R2プレビュー版のHyper-V概要

世代1の仮想マシンで2Tbytes超のディスクを起動ディスクとして使う世代1の仮想マシンではBIOSが使われており、ディスクはMBR(Master Boot Record)方式で管理されている。これは最大でも2Tbytesまでしか管理できないという制約がある。起動ディスクではなく、2台目以降のデータ・ディスクとして使うならGPT形式にすれば、2Tbytes超のディスク使える(データ・ディスクの場合は、システムがブート・コードをロードするわけではなく、OS自身が解釈するの、BIOSの制約を受けない)。  (1)4Tbytesの仮想ディスク(VHDXファイル)を作成して、そこにWindows Server 2012 R2をインストールしてみた。インストール時のパーティション割り当ては自動で行わせている。  (2)C:ドライブはMBR形式で扱える最大の2Tbytesになっている。  (3)残りの2Tbytesは未割り当て状態だが、ここにパーティションを作成することはできない。実際の物理的なディスクなら、ここは使われない無駄な領域になってしまう。