第7回 信頼性とスケーラビリティを高めた新ファイル・システムReFS

NTFSとReFSにおけるエラー修復NTFSでは、データ読み出し時にエラーが発生すると、ミラー・データの読み出しとその修復は、NTFSの下位にある記憶域プール内で処理される。この処理は、ファイルをアクセスした時点で行われる。これに対してReFSでは、「スクラバ(scrubber)」と呼ばれるデータの整合性チェック機能が働き、すべてのミラー・ディスクの検証と、必要なら修復も行う。スクラバは定期的にディスクをスキャンすることにより、より積極的にデータの検証と修復を行う。TechEd資料「WS2012 File System Enhancements: ReFS and Storage Spaces[英語](マイクロソフト Channel 9)」より。

NTFSとReFSにおけるエラー修復NTFSでは、データ読み出し時にエラーが発生すると、ミラー・データの読み出しとその修復は、NTFSの下位にある記憶域プール内で処理される。この処理は、ファイルをアクセスした時点で行われる。これに対してReFSでは、「スクラバ(scrubber)」と呼ばれるデータの整合性チェック機能が働き、すべてのミラー・ディスクの検証と、必要なら修復も行う。スクラバは定期的にディスクをスキャンすることにより、より積極的にデータの検証と修復を行う。TechEd資料「WS2012 File System Enhancements: ReFS and Storage Spaces[英語](マイクロソフト Channel 9)」より。