第14回 ディスクを仮想化する記憶域プール機能

プールに追加するディスクの指定ストレージ・プールには、初期化していないディスクが「未フォーマット ドライブ」セクションに、初期化されているディスクが「フォーマット済みドライブ」セクションに列挙される。使用中のディスク(すでにパーティションが作成され、ボリュームが割り当てられているディスク)を追加することも可能だが、確認のためのメッセージなどが表示される。ここでは、初期化されていない5台の1Tbytesのディスクを追加してみる(仮想環境で実行しているのでディスク名がすべて「VMware〜」となっている。この名前は後で変更可能)。  (1)追加したいディスクのチェック・ボックスをオンにする。1台のシステム中に複数のストレージ・プールを作成できるが、物理ドライブはどれか1つのストレージ・プールにしか追加できない。  (2)ドライブ名やサイズ、接続インターフェイスなど。  (3)ディスクの番号。これはディスクの管理ツールなどで表示されるディスクの番号。同じような名前のディスクが複数接続されている場合は、この番号で識別する。記憶域プールに追加すると、内部のデータはすべて削除される。  (4)これをクリックすると記憶域プールが作成される。