第3回 クライアントHyper-V

ダイナミック・メモリの設定Hyper-V 2.0では、仮想マシンに割り当てるメモリを実行時に動的に変更する、ダイナミック・メモリがサポートされている。この機能がないと、同時に実行する予定の仮想マシン数と物理的な空きメモリ容量に応じて、事前にメモリ割り当てを慎重に計画しなければならない。Hyper-V 2.0の場合と違って、Hyper-V 3.0のダイナミック・メモリでは、初期値とは別に上限と下限値を設定できるようになっている(2.0では初期値と下限値が同じ)。これにより、例えば最初に1Gbytes割り当てて仮想マシンを起動するが、メモリの需要が少なければ512Mbytesまで減少させるといった使い方ができる。起動時だけ多くのメモリを要求するような仮想マシンの実行に向いている。  (1)起動時に割り当てるメモリ・サイズ。  (2)最小メモリ・サイズ。初期値と同じか、それ以下に設定できる。  (3)最大メモリ・サイズ。デフォルトでは2Tbytesになっているが、実際には物理空きメモリ・サイズによって制限される。  (4)空きメモリ・サイズがここで指定した割合を下回ると、仮想マシンに対してメモリが追加で割り当てられ、上回ると不要な分が解放される。

ダイナミック・メモリの設定Hyper-V 2.0では、仮想マシンに割り当てるメモリを実行時に動的に変更する、ダイナミック・メモリがサポートされている。この機能がないと、同時に実行する予定の仮想マシン数と物理的な空きメモリ容量に応じて、事前にメモリ割り当てを慎重に計画しなければならない。Hyper-V 2.0の場合と違って、Hyper-V 3.0のダイナミック・メモリでは、初期値とは別に上限と下限値を設定できるようになっている(2.0では初期値と下限値が同じ)。これにより、例えば最初に1Gbytes割り当てて仮想マシンを起動するが、メモリの需要が少なければ512Mbytesまで減少させるといった使い方ができる。起動時だけ多くのメモリを要求するような仮想マシンの実行に向いている。  (1)起動時に割り当てるメモリ・サイズ。  (2)最小メモリ・サイズ。初期値と同じか、それ以下に設定できる。  (3)最大メモリ・サイズ。デフォルトでは2Tbytesになっているが、実際には物理空きメモリ・サイズによって制限される。  (4)空きメモリ・サイズがここで指定した割合を下回ると、仮想マシンに対してメモリが追加で割り当てられ、上回ると不要な分が解放される。