DKIM(DomainKeys Identified Mail)

DKIMの仕組みこれはDKIMの基本的な動作原理を表している。電子署名を利用して送信ドメインを認証している点がDKIMの特徴だ。  (1)メール・クライアントが送信側メール・サーバにメールを送信する。ここはDKIMのないシステムと変わらない。  (2)送信側メール・サーバは、メールの内容を基に、DKIMのための秘密鍵を用いてメールに電子署名を施し、メール・ヘッダに付加する。  (3)電子署名を付けたメールを受信側メール・サーバに送信する。  (4)署名付きメールを受け取った受信側メール・サーバは、署名に併記されている送信元ドメインのDNSサーバに問い合わせて、対応する公開鍵を取得する。  (5)(4)の公開鍵で署名を確認する。  (6)メール・クライアントがメールを受け取る。このとき、通常は(5)の認証結果がメール・ヘッダに記されており、それを元にメール・クライアントは振り分けなどの処理を決定できる。

DKIMの仕組みこれはDKIMの基本的な動作原理を表している。電子署名を利用して送信ドメインを認証している点がDKIMの特徴だ。  (1)メール・クライアントが送信側メール・サーバにメールを送信する。ここはDKIMのないシステムと変わらない。  (2)送信側メール・サーバは、メールの内容を基に、DKIMのための秘密鍵を用いてメールに電子署名を施し、メール・ヘッダに付加する。  (3)電子署名を付けたメールを受信側メール・サーバに送信する。  (4)署名付きメールを受け取った受信側メール・サーバは、署名に併記されている送信元ドメインのDNSサーバに問い合わせて、対応する公開鍵を取得する。  (5)(4)の公開鍵で署名を確認する。  (6)メール・クライアントがメールを受け取る。このとき、通常は(5)の認証結果がメール・ヘッダに記されており、それを元にメール・クライアントは振り分けなどの処理を決定できる。