第1回 ワークグループ・ネットワークの基礎

すべてクライアントPCを利用するワークグループ・ネットワーク最も基本的な形態のワークグループ・ネットワークでは、各クライアントがそれぞれの持つリソース(共有フォルダやプリンタなど)を適宜公開し、それをほかのコンピュータが利用する。コンピュータの台数が増えると、その関係は非常に複雑化する。公開するリソースには、セキュリティにのためにユーザー名とパスワードによる認証をかけておくのが普通である。そのため、あるクライアントが公開しているリソースを利用するためには、そのユーザー名とパスワードをクライアント側に伝えておくか、逆に、あらかじめアクセスするクライアントのユーザー名とパスワードを公開する側に作成しておく。