第5回 初めてのWindowsアプリケーションの開発

Labelコントロールのプロパティの設定Labelコントロール(「timeNow」オブジェクト)のフォント・サイズや、コントロール自体のサイズ、コントロール内のテキストの表示位置などを設定する。  (1)Labelコントロールのプロパティを編集するために、Windowsフォーム上のLabelコントロールを選択する。  (2)[プロパティ]ウィンドウの[配置]カテゴリの中にある[AutoSize]項目(=AutoSizeプロパティ:コントロールのサイズを、フォント・サイズを基に自動的に決定するかどうかを表す)の値を「False」に変更する。これにより、オブジェクト(この例ではLabelコントロール)のサイズが自動的に変更されないようになる。  (3)[配置]カテゴリの中にある[Dock]項目(=Docプロパティ:ドッキング状態を表す)の値を「Fill」に変更する。これにより、オブジェクト(この例ではLabelコントロール)が親コンテナ(この例ではWindowsフォーム)の左右上下の端にドッキングされる。つまり、オブジェクトが親コンテナの全領域のサイズに拡大される。  (4)[表示]カテゴリの中にある[Font]項目(=Fontプロパティ)の値を、フォント名:「MS UI Gothic」、スタイル:「標準」、サイズ:「36」に設定する。これにより、Labelコントロールの文字のサイズが変化する。  (5)[表示]カテゴリの中にある[Text]項目(=Textプロパティ)の値を、「12時34分 56秒」に変更する。これにより、Labelコントロール内のテキスト文字列が変化する。  (6)[表示]カテゴリの中にある[TextAlign]項目(=TextAlignプロパティ:テキストの位置を表す)の値に、「MiddleCenter」(=中段中央)を設定する。これにより、Labelコントロール内のテキスト位置が変化する。